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ノロウイルスによる食中毒にご用心!

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東京都北区

ノロウイルスは、冬に多発する感染性胃腸炎・食中毒の原因になるウイルスです。感染力が非常に強く、少量のウイルスでも口から入ると感染します。

◆どんな症状?
おう吐・下痢・発熱
一度かかっても何度も感染します。通常1~2日で回復しますが、幼児や高齢者では重症化することもありますので、医療機関を受診してください。また症状がなくなっても2週間程度ウイルスが便に排出されます。

◆予防方法は?
1)手洗い…ウイルスは人の手を介して感染が拡大します。自分が発症していなくても手にウイルスが付いていることがあるからです。
・トイレの後、調理や食事の前、トイレ掃除の後には石けんでよく洗い、流水できっちりすすぎましょう。二度洗いが効果的です。
2)内部まで加熱…ノロウイルスがカキなどの二枚貝の内臓に取り込まれていたり、食品に付着していることがあるからです。
・ノロウィルスは中心温度85°C~90°Cで90秒間以上加熱することで死滅します。この時期は特に、しっかりと火を通して調理しましょう。
3)家の中で拡げない…ノロウイルスは感染した人の便やおう吐物に多量に含まれており、そこから人に感染する可能性があるからです。たとえ下痢などの症状がなくても、便などにはノロウイルスが含まれていることがあります。
・おう吐物は適切に処理することはもちろん、トイレの周りを中心として、ドアノブなどの手で触れるところは定期的に消毒しましょう。また、使い捨て手袋を使うなど、直接手で触らないように注意しましょう。
・消毒には次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を用いましょう。
・タオルの共用は避けましょう。ペーパータオルの使用が効果的です。保健所では手洗いの方法や食中毒予防に関するパンフレットを用意しています。ぜひご利用ください。

問合せ:北区保健所生活衛生課 食品衛生担当 TEL/3919-0726

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