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11月は糖尿病予防月間&11月8日はいい歯の日

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東京都北区

◆糖尿病ってどんな病気?
食べ過ぎ、運動不足、ストレスなどが原因で、血糖値の高い状態が続き、血管が傷つけられることで全身が蝕まれていく病気です。初期では自覚症状はほとんどなく、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞をおこしてから、糖尿病だった…と分かるケースも多いようです。悪化すると、失明したり、腎不全から人工透析を受けることになる場合もあります。

◆全国と北区の現状は?
日本では糖尿病患者が年々増加しており、平成26年患者調査(厚生労働省)では316万6,000人とされています。糖尿病予備軍を含めると、2,300万人以上にもなり、国民の約5人に1人は糖尿病か糖尿病予備軍となります。平成28年度の介護認定を受けた高齢者のうち、約4人に1人が糖尿病です。また、平成27年の北区国保医療費は、糖尿病関連の医療費が上位を占め、特別区平均より高くなっています。

◆糖尿病を予防しよう~食から始める7つの対策~
1)適正体重を維持しましょう
20歳の頃と比べると、現在の体重はどう変化していますか。5kg以上増加していると、糖尿病のリスクが高くなるといわれています。若い頃の体重まで戻す必要はなく、体重の5%(80kgの場合は4kg)減量すると検査値の改善がみられるそうです。
2)脂肪量を減らしましょう
揚げ物料理、炒め物料理の食べる頻度・量を減らすことで脂肪量を減らすことができます。おつまみのピーナッツやアーモンド、間食のケーキや菓子パンなどにも意外と多く脂肪が含まれていますので、注意が必要です。
3)アルコール量、間食量を減らしましょう
4)よく噛んで、腹八分目を目指しましょう
5)野菜やきのこ・海藻類から食べ、たっぷり摂りましょう
食物繊維を多く含む野菜・きのこ・海藻類から食べることで食後の血糖値が上がりにくくなります。朝食や昼食にもたっぷり食べるように意識してみてください。
6)1日3食規則正しく食べましょう
食事を抜いてしまうと、次の食事後の血糖値が急激に上昇してしまいます。1日3回、規則正しく食事をとる習慣が、血糖値を安定させます。
7)1回の食事に主食、主菜、副菜を揃えましょう
主食:ごはん・パン・麺類など
主菜:肉、魚、卵、大豆製品
副菜:野菜、きのこ、海藻など
汁ものは具だくさんで1日1杯程度
※「炭水化物の重ね食い」は、血糖値が上がりやすいのでご用心!!
・ラーメン+半チャーハン+ぎょうざ
・カップラーメン+おにぎり
・うどん+いなりずし

◆糖尿病と歯周病の意外な関係
糖尿病と歯周病は互いに互いを悪化させると言われています。
〇糖尿病→歯周病 免疫力が低下し歯周病関連細菌に感染しやすくなる
〇歯周病→糖尿病 炎症物質が増加し血糖値をコントロールするインスリンの働きが低下する
定期的に歯の健診をおこない、自分に合った歯ブラシや糸ようじ・歯間ブラシの指導を受けましょう。お口の健康を守ることが、糖尿病予防や悪化防止に繋がります。

問合せ:健康推進課王子健康支援センター TEL/3919-7588
赤羽健康支援センター TEL/3903-6481
滝野川健康支援センター TEL/3915-0184

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