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パブリックコメントを実施します ご意見をお寄せ下さい

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東京都北区

広く区民の皆さんのご意見を伺うためパブリックコメント(区民意見公募手続)を実施します。寄せられたご意見は十分検討し、策定の参考とさせていただきます。
なお、公表する場合は、氏名など個人が特定できる情報は公開しません。

意見提出方法:郵送、ファクス、持参または北区ホームページからお寄せください。
※提出の際は、必ず案件名、氏名・住所を記入してください。
意見提出期間:12月26日(火)~平成30年1月30日(火)(必着)
【HP】http://www.city.kita.tokyo.jp/kuse/koho/kocho/public-comment/

◆北区バリアフリー基本構想(地区別構想滝野川地区)(案)がまとまりました。
〇地区別構想の策定にあたって
区ではバリアフリー法の制定や障害者差別解消法における障害を理由とする差別の禁止及び合理的な配慮の義務化などの社会情勢を踏まえ、平成27年度に北区全域を対象とした北区バリアフリー基本構想〔全体構想〕を策定しました。
この全体構想に基づき、個別の重点整備地区における具体的なバリアフリー化施策を定め、事業を推進するため、赤羽地区に引き続き、滝野川地区の地区別構想の策定に取組んでいます。

〇地区別構想の基本方針
(1)だれもが利用しやすい生活環境づくりを目指した基本構想づくりを目指します。
(2)おおむね10年後(平成37年度)を目標とします。
(3)区全域におけるバリアフリー推進の考え方を示します。
(4)まちづくりを進める上で効果の高い地区を重点整備地区に定めます。
(5)重点整備地区では実現性の高い具体的な特定事業を定めます。
(6)こころと情報のバリアフリーの推進に向けた具体的な事業や協働による取組みの方向性を示します。
(7)段階的かつ継続的な発展(スパイラルアップ)に向け利用者の参加による推進方法を示します。

〇重点整備地区及び生活関連施設、生活関連経路の設定
区民が日常的に利用する施設が地区全域に分布していることを考慮し、北区内の石神井川以南の地域を重点整備地区〔滝野川地区〕とします。また、地区の特性を踏まえてさらに「板橋駅・石神井川南周辺」「上中里・尾久・西ケ原駅周辺」「田端・駒込駅周辺」の3つの地区に分割し、生活関連施設及び生活関連経路を設定します。
指定した生活関連施設のうち、広域かつ不特定多数の利用が見込まれる施設を〔主要な生活関連施設〕、主要な生活関連施設相互間を結ぶ経路を〔主要な生活関連経路〕とし、各施設設置管理者による具体的な取組みを特定事業に位置づけ、バリアフリー化を推進していきます(生活関連施設数449、うち主要な生活関連施設は97施設)。

〇滝野川地区の現状と課題
滝野川地区は、京浜東北線の周辺を中心に、地形による高低差があり坂道が多い地区です。上中里駅、田端駅、板橋駅周辺においては交通バリアフリー法(旧法)に基づく基本構想を策定しており、これまでもエレベーターの整備などが進められてきました。
スパイラルアップの観点からも、未完了事業の着実な進捗や2ルート目の移動経路の確保を図るとともに、施設と経路が連携した一体的なバリアフリー化の推進が求められています。

〇移動等円滑化に関する事項
全体構想に定めた“特定事業設定に関する留意事項”や、まちあるき点検等での意見、各移動等円滑化基準、ガイドライン、東京都福祉のまちづくり条例等の記載事項の内容をもとに、区全域で共通する課題や特有の課題を踏まえ、多様な利用者が移動・利用しやすい施設整備に向けて、特定事業の種類ごとに共通に対応すべき事項をとりまとめました。

〇滝野川地区における特定事業等
[公共交通特定事業]
JR、東京メトロ各駅、都電停留場、路線バス等…内方線付点状ブロックの設置、バス乗降場やバス停留所における案内の充実等
[道路特定事業]
国道、都道、区道…視覚障害者誘導用ブロックの整備等
[建築物・路外駐車場特定事業]
公共施設、高齢者施設、教育施設、文化・スポーツ・社会教育施設、その他公共施設等、医療施設、金融機関、商業施設、宿泊施設…筆談用具の設置、わかりやすい案内表示の設置等
[都市公園特定事業]
都立旧古河庭園、滝野川公園等…車いす使用者が円滑に利用できるトイレへの改修等
[交通安全特定事業]
信号機、横断歩道等…バリアフリー対応型信号機の設置等
[その他の事業]
タクシー・駅前広場・いっとき集合場所・鉄道駅…ユニバーサルドライバー研修の実施等

〇人的対応・こころのバリアフリーの推進
・平成28年度に行ったこころのバリアフリーに関する意見交換を踏まえ、うれしかったこと、困ったこと、あきらめていることなどについて特別支援学校へのアンケート及びヒアリング調査を実施しました。今後、その結果を基に周りの人や事業者はどのような配慮ができるのかをリーフレットなどにまとめ普及啓発に取組んでいきます。
・視覚障害者誘導用ブロック設置地図の活用方策検討を行いました。今後は、視覚障害者誘導用ブロックのネットワークを活用した路面標示等の方法や、これを活かした理解促進・啓発の方法等を検討していきます。

〇基本構想の推進とスパイラルアップ
・PDCAサイクルに基づき、進捗状況の把握や新たな課題に対する検討を加え、構想の実現化とスパイラルアップに努めます。
・多様な利用者の移動や施設の利用に影響の大きい事業については、区民意見を取り入れる機会を設けるよう、協議会を通じて働きかけを行います。今年度は、なでしこ小学校等複合施設の見学会を行います。
・特定事業等を定めていない施設や商店街についても、必要な対応や配慮を検討いただけるよう継続的に働きかけます。
・協議会で検討する内容やまちあるき結果、利用者から寄せられた意見や要望などをまとめ、北区ニュースや北区ホームページなどを通じて利用者に情報提供し、広く基本構想の取組を周知します。

案件名:北区バリアフリー基本構想〔地区別構想滝野川地区〕(案)
閲覧場所:都市計画課(区役所第一庁舎3階14番)、区政資料室(区役所第一庁舎1階)、地域振興室、図書館及び北区ホームページ

問合せ:[意見提出先]〒114-8508(住所不要) 都市計画課 【電話】3908-9152 【FAX】3908-8336

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

       

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