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北区飛鳥山博物館春期企画展 徳川家光と若一(にゃくいち)王子縁起絵巻

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東京都北区

寛永11年(1634)、三代将軍徳川家光は若一王子社(現在の王子神社)の社殿を新たに造営し、また神社の由緒を記す縁起絵巻の製作を命じました。これを受けて幕府御用絵師の狩野尚信が作画を担当し、縁起の本文は朱子学者の林羅山が撰文を行い、寛永18年(1641)に完成しました。

若一王子縁起絵巻は、祭神の勧請や霊験のほか、かつての境内のたたずまいや参詣者のすがた、また現在、北区指定無形民俗文化財に指定される王子田楽を詳細に描くなど、地域の歴史・文化を物語る貴重な絵画資料であることがわかります。

本展では、当館所蔵の若一王子縁起絵巻模本を中心に、寛永期(1624~45)の地域像をご紹介するものです。春ののどかな日に、遥かな中世から近世初期にかけての地域の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。

日時:3月17日(土)~5月6日(日)午前10時~午後5時
〔月曜休館。ただし、4月30日(休)は開館し、5月1日(火)は休館〕
場所:同館特別展示室・ホワイエ
問合せ:北区飛鳥山博物館(王子1-1-3 飛鳥山公園内)【電話】3916-1133

■展示付帯事業講座「若一(にゃくいち)王子縁起絵巻の世界」
日時:3月18日(日)午後1時30分~3時
場所:同館講堂
講師:同館学芸員
定員:80名(抽選)
費用等:800円(展示図録代)
申込み:はがき(記入例参照)で、3月6日(火)(必着)まで
問合せ・申込先:〒114-0002 王子1-1-3 飛鳥山公園内 北区飛鳥山博物館 【電話】3916-1133

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